厚さによって変わる印刷用紙

厚みは大事である
私たちがよく使っている印刷用紙は、ほとんどが70kgの厚さといっても過言ではありません。
厚さなのに単位がkgっておかしくない?
そう思った方も少なくないのではありませんか。
確かに、普通厚みを測るとすればmmを使うのが自然かもしれません。
ですが、印刷用紙の厚さを測るときの単位はkgを使います。
これは、用紙を1000枚を重ねて測ったときの重さを表しているからなのです。
ですから、用紙の重さが多ければ多いほど厚みがあるという事になるのです。
ちなみに、年賀状などのはがきは180kgと言われています。
商談に使うのにそこまでの厚みはいらないと思いますが、90kgか110kgあればしっかりとしたものに仕上がることでしょう。
用紙の種類も様々
印刷用紙には種類があります。
用紙に光沢を付けることで写真やカラー印刷に向いているコート紙と呼ばれる用紙があります。
コート紙は用紙の表面にコート剤と呼ばれるものをつけてツヤを出すので、高級感がでて、見栄えがとてもよくなります。
コート紙とは対照的に、光沢を付けず画用紙のような感じでインクのにじみが少ないマット紙と呼ばれる用紙があります。
光沢を抑えておりますから、どこか落ち着いた感じのある印刷に仕上がることでしょう。
また、コート紙とは違い、ボールペンなどで書き込みすることもできますので便利です。
もう一つは、文字が主体となっているものを印刷するときに最適な上質紙と呼ばれるものがあります。
はじめから、色のついた色上質紙などもありそのバリエーションも多種です。
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